症例写真(ビフォーアフター)をご覧になる前に


本ページに掲載している症例写真は、当科で実施した「ローテーションフラップを用いた乳房再建術(Naoi-Miyake法を含む)」の学術的提示を目的としています。 以下の治療内容、費用、主なリスク、および学術的根拠(参考文献)を必ずご確認ください。

1. 治療内容

乳房温存術後の欠損部位に対し、周囲の乳腺組織をスライド・回転させて同時に再建を行う保険適用の手術です。

2. 治療費用(目安)

本手術はすべて保険診療で行われます(高額療養費制度の対象)。

乳房温存手術(Bp)+センチネルリンパ節生検(SLND): 約31,000〜33,000点

腋窩リンパ節郭清(Ax)を追加した場合: 約42,000点

※実際の自己負担額は、保険割合や入院・麻酔料等により異なります。また、欠損範囲に応じて別途手技料(形成外科的皮弁形成術等)が追加される場合があります。

3. 主なリスク・副作用

手術に伴う一般的な合併症(出血、感染、血腫・漿液腫、創傷治癒遅延、瘢痕、左右差、感覚低下など)が生じる可能性があります。

腋窩リンパ節郭清を行った場合は、リンパ浮腫(腕のむくみ)、肩の可動域制限、しびれなどが生じることがあります。

術後に放射線治療を行う場合、時間の経過に伴い皮弁の硬化や形態変化が起こるリスク(約2割の症例で整容性が低下するリスク)があります。

4. 参考文献

本術式の有用性や術後整容性については、以下の国際的な学術誌において論文発表されています。

ローテションフラップ手術例